東海結集『青年僧は何をすべきか』~開宗1200年の今~

日時:平成19年10月15日~16日

去る、10月15日16日の日程で平成19年度天台仏教青年連盟全国大会 東海結集が開催され、全国の教区仏青より185名(参加者名簿より)の参加があった。

初日は開会式に続き、講師に浄土宗西居院住職廣中邦充師をお迎えし講演会が行われた。

師は、様々な問題を抱えて悩む子供達を寺に預かり、更生させ、再び社会へ送り出す活動を長年に亘り続けられている。
現在16人を預かっておられ、今までに506人を更生させ社会に送り出し、入所待ちは1492人もあるという。食費や生活費、預かり代は一切とられずに、全員を平等に助けたいというモットーで活動をされている。

演題は『ころんだら起きればいい』で身振り手振りを加えながら、会場内を歩き回りながら、熱い口調でご講演をされた。

最初は、老夫婦のお世話をされた話を通して「楽しみ」と「喜び」をいただいたとう話をされた。家出をして救いを求めてきた少女の話では、宗教者が何をすべきかを話され、原点に戻って授戒の必要性を説かれた。その他、活動を通じて経験された様々な話をもとに僧侶がもう一歩ふみ出すことの大切さを解説され、「喜びも心を持つ」「少しでも人さまのお役に立つ」「人さまの幸せを願う」という行いをするという青年僧の活動の原点を説かれた。
最後には全員で拳を振り上げ大声で
「もっともっと今まで以上に、お父さんはお母さんを大好きになるぞ~!」
「おぉ~っ!」
「もっともっと今まで以上に自分の子供も、地域の子供も、檀信徒の子供も、みんなもっと大好きになるぞ~!」
「おぉ~っ!」
「もっともっと、この1200年の脈々と伝わるこの天台の教えをもっともっと喜びの心でこれから伝えていくぞ~!」
「おぉ~っ!」
と誓い合い、盛会で終了した。

その後の懇親会では、講演会の雰囲気とは一転し、会場が和やかな雰囲気につつまれた。諸処のテーブルでは、旧友との再会などでにぎやかな会話がされ、盛り上がっていた。

二日目は移動研修で、最初に日泰寺に参拝した。日泰寺は釈尊の御真骨が納められている寺で、19宗派が3年交代で住職を勤める日本で唯一の全仏教寺院。仏舎利を安置する奉安塔に参拝をしたときには、私達僧侶にとって感慨深いものがあった。

次にあつた蓬莱軒本店「蓬莱陣屋」で「ひつまぶし」をいただき、名古屋名物を賞味した。

最後に熱田神宮に参拝した。ここでは正式参拝、境内参拝、宝物館の見学などをした。平成25年には創祀1900年目の節目の年を迎えるそうで、悠久の歴史を感じた。

今大会は、テーマ『青年僧は何をすべきか』の通り、私達青年僧が個々に課題提起をすることができる内容だったと思う。また地元名古屋を少しでも喜んでもうらおうとしている、ホスト仏青である東海仏青のもてなしの心を感じた。

会場:名古屋ガーデンパレス他