東大寺 千僧法要

 平成25426日「仏法興隆花まつり千僧法要東日本大震災及び各地災害復興祈願」が奈良東大寺に全国より青年僧が集結し盛大に厳修された。

 

 大仏殿に続く参道は大勢の参拝者で埋め尽くされ、約300名の青年僧の行列がその中を進み、大仏殿へ向かった。一行は大仏殿の毘廬舎那大仏様が鎮座される蓮台に上り、先ず天台宗仏教青年連盟による声明「散華」が奉唱され、声明に合わせて散華を行った。天台宗青年僧により清く荘厳された大仏殿において、村山全日仏青理事長による東日本大震災や各地で起こった災害の犠牲者への追悼、そして早期復興の願文が奉読され、僧俗一体となり毘盧遮那大仏様へ祈りを捧げた。引き続き、各加盟団体の法要が厳修され、東大寺に奉納された大般若経六百巻が転読された。

 

大仏殿での法要後、アショカピラー宝塔において南都二六会々長導師の下に法要を厳修し、参道では広宣布教として参拝者の方々に「花の種」を配布する活動を行った。途中で雨が降る不安定な天候であったが、千僧法要は円成した。

 

天台仏教青年連盟各聖のご尽力に深く感謝申し上げます。千僧法要は平成26年度も426日(土)に行います。ご協力の程よろしくお願い申し上げます。